2011年 05月 11日
MET
昨日はお楽しみの日だった。
MET ≪オリー伯爵≫が メチャ!面白かった。
ロッシーニ 晩年の作品で喜劇だったが オペラはたいてい悲劇が多いので 珍しかった。
(魔笛?以来かな)すっかりリラックスして 何度も笑い声をあげてしまった。
演出も初演当時の雰囲気がでていて 素朴でしかも凝っていたから 面白いと思った。
案内役・インタビュアーは おなじみルネ・フレミングで
私たちが聞きたいことをうまく引き出してくれていた。
オリー伯爵役の ベルカント・テノールの ファン・ディエゴ・フローレスの素晴らしいというか
すごいというか その声に まったくもって圧倒されっぱなしだった。
そして彼が思いを寄せる 女城主アデルは ディアーナ・ダムラウが見事な演技とともに
高い高い声域 コロラトゥーラで 歌い上げる!!
オリー伯爵の小姓役は 女性(ソプラノ)で(彼もまたアデルに恋してる)
最後ちかく3人でもつれ合いながら歌う 3重唱 の 美しくたのしかったこと。
音楽も繰り返しのわかりやすい部分や 耳になじみやすい歌が多くて楽な気分で
しかもたっぷり楽しんで聴けた。
ちっとも長く感じなかったなぁ・・・
次期は R・シュトラウスの ≪カブリッチョ≫ だとか。
きいたこともない題名だが 食わず嫌いはヨクナイ。
おおいに期待して またでかけよう~~っと。
MET狂いに なりそうな予感がするな。
by reiko6666
| 2011-05-11 22:01