2011年 01月 28日
未知の道
1月28日。
朝刊で第35期棋聖戦7番勝負 の記事を読んだ。
丁寧に読んだ。
「会場のファン対局くぎ付け」(読新)と、
その対戦模様やインタビューを読んで なんとなく親しみを感じた。
ああこの時のファンの方たちの味わった雰囲気・ドキドキ感・そして満足感は
私の知ってる昂揚感とおなじかもな?と おこがましくも思った次第である。
先日 テレビ番組「トップランナー」で 21歳で 囲碁棋士の「井山裕太名人」のコト?を
初めて知った。
囲碁・将棋は 父・義父・夫など 身近でやっているのを見たことはあっても
ぜんぜ~ん寄り付かなかった。したがってその面白さを知らない。
その世界のことは皆目わからないのだが 何事にも共通している【道】はあるようだ。
N子さんのお子様たちも囲碁に熱心だったので 私は羨ましいような不思議な気持ちで
いろいろなおはなしをきいていたものだ。
テレビでの井山名人は とても感じがよかった。
天才棋士なのに 気取らずしっとりとした物言いが とうとう最後まで
私を惹きつけてしまったのだ。
毎日自分の部屋で 韓国・中国の強豪相手に パソコンで練習している風景・・・
すごいというより幻のような? 目に見えないところでの研鑽というか精進というか
そのたえざる努力。
頭の中を思っただけで 気が遠くなりそうだった。
六面うちなどという 六人の相手と同時に勝負する場面など 初めて見て仰天した。
お話の中での ≪反省≫という言葉がモーレツに印象にのこった。
反省はできるだけしたくない私なので、よけい腹に響いたのかな。(モウオソイワイ!)
たったそれだけのキッカケなのに ・・・なんとなく気になる人になってしまったみたい。
第1局は 会津若松で 井山名人の勝ち。
伊達市での2局目は 10歳上の 張栩棋聖の勝ち。
さてお次は?
結果しか知りえないが 挑戦者としての 井山裕太名人に エールを送りたい。
「ついでに囲碁も習いたい」 ときやすく言えないトシをぐっとかみしめて応援のみに・・・
by reiko6666
| 2011-01-28 12:55