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新発見の楽しみ

5月30日。

どんより日和?

久しぶりに SSNサロンに行く。

もうすぐ移転になるということで ますます遠くなる感じ・・・サビシイ。

オペラを楽しむ会の月例会で 今回は 月曜日に変更になったから「やったネッ」と

申し込んだのだ。

  (いつもは茶花講座の日なので指をくわえて見送りだった。)


おまけに≪マクベス≫はまだ観たことがなく、シェイクスピアの四大悲劇の一つだから

きっと こわいかも?と期待していった。

マクベスといえば「マクベス夫人」・・・と悪名高き女性がどのように描かれるかも

興味深かった。

2008年1月のメトロポリタン歌劇場 まだ3年前だ。

演出が、私の描いていたイメージとちょっと違っていた。

魔女のシーンでまず?・?であったが、 だんだん慣れてきてそれなりに楽しめた。

何より マリア・グレギーナ を知ったことがよかったと思う。

今がまさに旬!といった パワフルそのもの、 野望にもえるマクベス夫人が似合っていた。

終盤 狂死するまでの 不安と恐怖におののく演技と歌唱は 前半のマクベスをそそのかし

王を殺させる 煽り立てるハゲシイ夫人像と絡み合って すごみが感じられる。


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人の心情を表現する≪歌≫ ≪曲≫ のちからを少しずつだけどわかってくる気がして

ますますオペラにはまりそう・・・

お正月にいただいた 加藤浩子著の【ようこそオペラ!】(ビギナーズ鑑賞ガイド)が

大変お役立ちですぞ。F子さん 本当に有難う デス。

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by reiko6666 | 2011-05-31 07:30

ああ 楽し・・・

5月26日。

札幌に≪オペラ映画を楽しむ会≫ というのがあるって 初耳!だった。

我が家と違う新聞を取っているKちゃんからの情報だ。

本日昼の部 に行ってきた。 会場は共済ホール。

第一弾は ≪椿姫≫ で これからがスタート、次々と月1回の割で

名作のオペラ映画を上映するという。

1982年制作の作品で しょっぱなから靄に包まれた幻想的な風景であった。

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このオペラを映画にしたらこうなるデショ? といった感じの美しい映像と

アリアの独唱はもちろん 重唱や 合唱も 存分に楽しめた。

40歳前の ドミンゴは さすがに端正な容姿と張りのある美声で・・・ほれぼれしちゃうなぁ

ヴィオレッタ 役の テレサ・ストラータスも 可憐ですごい歌唱!(今は72歳?)

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この場面の「乾杯の歌」をはじめ 知ってるぞとか ああそれ大好き!といった曲には 

改めて拍手・拍手であった。

私は アルフレード(ドミンゴ)の父が 息子に 故郷に帰ろうと説得に来て歌う

バリトンの [プロヴァンスの海と陸] が最近好きになっていて それも嬉しかった。

来月は「トスカ」だそうで 帰りがけに もう早速その 前売り券 を買ってしまう。

2000円也。

METより画面も小さく、舞台の臨場感はない代わりに 映像で様々な想像力を掻き立てられる。

矢張り夢見る空間と時間であった。

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30日は SSNの会で 【マクベス】だから これまた楽しみ。

でも・・・6月のコーラスのステージも近くなってきた、ぼうっとばかりはしておられませんぞ!

と自分を叱咤激励 しなくっちゃ・・・・ね。

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by reiko6666 | 2011-05-26 21:23

文庫本に思う

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5月20日。

一向に暖かいと感じない朝。 本州では暑いって?  ウッソォである。


引っ越しを機会に モノを増やさないこと! と自戒していたつもりが

じわりじわり 「ま・いっか」の積み重ねで なんとなくあちこち狭くなってきた感がある。

本については 図書館利用を心がけたのは ほんの数か月。

やっぱり本屋は楽しいし つい手が出る。

おまけに 持ち前のせっかちと無精さは、クリックちょんの後 3日で届き、

しかも送料無料という 通販の魔力?には勝てない。

本棚はいつも満杯状況である。

先日、大丸の三省堂で ハルキ文庫から280円文庫が出たのを発見、早速

岡本かの子の「家霊」を買った。

岡本かの子は初めてで でも漢字にふりがなつきで、古めかしいが面白い。

薄くて軽くて 外出のお供に最適。

昨日は 紀伊国屋で 2冊買った。

この4月から 昔の名作・名歌詩集など10冊が 同時創刊されている。

なのに 近くのダイエーの書店でどこにあるかと尋ねたら 「?・?」の返事に がっかり、

(ふべんきょうだぜぃ)と 胸の内で毒ずく。

活字離れが進んでいると聞くが そういえばよく通っていた近くの古本屋さん2軒 

いずれも3・4年前閉店してしまった。

今はもっぱら「BOOK・OFF」利用だ。


そうそう 哀しいことがあった。

5月16日、児玉 清さん逝去のお知らせを 「ああやっぱり・・・」と胸を詰まらせてきいた。

「週刊ブックレビュー」でいつもお顔を拝見していたのに なんだか面やつれなさってヘン!?

と思ったのはいつの頃からだろうか。

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すてきだなぁと思っていた同い年のかたが またお先に逝ってしまわれた。

・・・・むむ。 片付かない本棚を見上げて ため息をついているわたしである。

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by reiko6666 | 2011-05-20 16:08

ちょっと疲れた。

5月19日。

「明日が最後よ~」とKちゃんから連絡があり、ヨッシャ!とMETに出かけた。

R・シュトラウスの≪カプリッチョ≫である。

結果からいうと「ネムリッチョ」?であった。

休憩なしの3時間余りは些かきつい。

おまけに今朝の寝不足がたたって 心地よいような 単調なような? 音楽は

睡魔をしっかり呼び寄せてしまった。

未亡人の伯爵夫人に恋をした詩人と音楽家ふたりが論争を繰り広げる。 

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言葉か音楽か・・・どちらが重要か?

どちらの男性をを選ぶかということで 彼女の心も揺れ動く。

最後はみんなでオペラを!ということになったようだが

かプリッチョとは(気まぐれな)という意味のイタリア語らしいが、

自由で気まぐれな雰囲気の器楽小品(奇想曲)もあるらしい。

タイヘン難しい哲学的なお話?は 苦手で せっかくのルネ・フレミングさんの

熱唱も 終盤になって真面目に聴いたくらい というていたらく。

やっぱりドラマティックなストーリーやステージでないとミーハーの私には辛い。

今月はこの後 METではなくて ≪椿姫≫と≪マクベス≫を見る予定。

こちらは大丈夫だろうと 期待している。


さて帰宅して 再放送の【谷村新司のショータイム・プラシド・ドミンゴ】をみた。

しっかり見せてもらった。

震災でキャンセルが続く音楽界だが、 4月7日に約束通り来日。

4月10日 MHKホールでのコンサートを始めに、そして70歳を迎えた彼の生い立ち・

音楽への思いなどなど オペラの名場面なども交えて インタビューが続いた。

三大テナーコンサートのお話などもあったし 奥様とのこともいい感じだった。

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キング・オブ・オペラ といわれる P・ドミンゴさんは 素敵だった。

私はむしろ今の彼にすごく惹かれるなぁ!

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最後に会場の皆さんとうたう「故郷」は ほんとうによかった。

う~ん やっぱり スゴイわ。 

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by reiko6666 | 2011-05-19 22:30

うたごえ響く

5月14日。

昨日の風雨にはアキレた!

猫の目のようにクルクルかわる・・・このごろ。

そして今日は ど・ん・よ・りである。

でも私にとって「ちえりあホール」は地下鉄で2駅目、外に出ないで行ける便利な場所。

今日は そのホールで演奏される「宮の丘混声合唱団」の5周年コンサートに 

ご招待されて 本当にうれしく、張り切って出かけた。

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第一部  混声合唱のための組曲 旅
                  休憩10分

第二部  ポピュラー曲集
                  休憩15分

第三部  混声合唱のためのカンタータ 土の歌


初めは やはり緊張気味なのか 男性の声があれ?と思っていた。

でも徐々に そのパワーは盛り上がり 第3部に至ってはもうもう力強く

女性パートとのからみもハモリも素晴らしかった。

土の歌は 第7楽章の 「大地讃頌」 は有名だが

初めから聞かせてもらったのは初めてだ。 

難しい大曲をよくぞまぁ・・・と すっかり感動してしまった。

歌詞のカードがはさまれていたのはとてもよかった。目で内容が追いかけられる。

ピアノでぐんぐん状態の移り変わり 訴えたい心が 表現される。

指揮者の熱の高まりが 背後からでもよくわかった。

ステージと一体になる感覚!

第6楽章の 地上の祈り で男性の祈りを聴いていて急に熱い塊がのどにつまり

ぼろっと涙が出る そしてあとは止まらなくってあわてた・困った!

でもとっても満たされた思いである。

アンコールは  小さな木の実 と さよなら。

会場はもうびっしり!溢れかえっていて 大盛況であった。

団員の人数も年齢層もわたしたちとおんなじくらい?

なのに オール暗譜!

心で歌う という意味がよっくわかった。

音楽の力を 改めてしみじみ感じさせられた。


さて 私たちは? ・・・ああ タイヘンダァ ちょっと落ち込むなぁ。

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by reiko6666 | 2011-05-14 21:40

晴れた日

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5月12日。

友人から グループパステル展 のご案内をいただいた。

札幌資料館で開催されているという。

今日はいい陽気だし 思い立って出かけることにする。

このところ寒い日が多くって うじうじした思いがたまっていたのが一気に晴れた!

名物のバラ園の準備に たくさんの人が ばらの名札を付けたり いろいろと手入れを
なさっている。

美しいバラも楽しみであるが、 陰の力にも感謝だ。

一度そのような 植物栽培にかかわるボランティアに参加してみたかったと 遠い目になった。

資料館も静かでのんびり ゆっくり過ごせた。

パステル画って なんとなく優しい感じなんだなぁと 初めて見せていただいた感想。

帰り道 

陽射しが強くなってきたが 出たついでにと 途中下車し円山公園の桜を見てきた。

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まだ午後になったばかりなのに たくさんの花見パーティが開かれていて

「あれ? きょうは木曜なのに」と思う。

カラスもあいかわらず にぎやかだ。

犬とお散歩組もかなり多い。

ベンチに座って休んでいたら 素敵な犬を連れたご夫婦が 立ち止まる。

何やらごそごそと・・・ビニール袋でつまんで ああ後始末ね と納得。

でもその次に ご主人がウェットティッシュで ワンちゃんのお尻を拭いてあげたのには

≪おおぅ!≫と思わず目を丸くした。

私はネコ派なのだけど  今まで猫のおしりふきの経験はない。

時代?だなぁ。。。

帰り道で 花見のセッティング当番らしき若者が ふたりで重そうに飲み物を抱えて歩いてくるのに出会う。

オジョーさんたちにも。 新入社員たちかな?


そういえば きのう コーラスで 農試公園の桜がきれいだときいた。

そうだよね おひざ元を忘れては申し訳ないな う~ん がんばってみるかな?

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by reiko6666 | 2011-05-12 22:31

MET

5月11日。


昨日はお楽しみの日だった。

MET ≪オリー伯爵≫が メチャ!面白かった。

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ロッシーニ 晩年の作品で喜劇だったが オペラはたいてい悲劇が多いので 珍しかった。

(魔笛?以来かな)すっかりリラックスして 何度も笑い声をあげてしまった。

演出も初演当時の雰囲気がでていて 素朴でしかも凝っていたから 面白いと思った。


案内役・インタビュアーは おなじみルネ・フレミングで 

私たちが聞きたいことをうまく引き出してくれていた。

オリー伯爵役の ベルカント・テノールの ファン・ディエゴ・フローレスの素晴らしいというか

すごいというか その声に まったくもって圧倒されっぱなしだった。

そして彼が思いを寄せる 女城主アデルは ディアーナ・ダムラウが見事な演技とともに

高い高い声域 コロラトゥーラで 歌い上げる!!

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オリー伯爵の小姓役は 女性(ソプラノ)で(彼もまたアデルに恋してる) 

最後ちかく3人でもつれ合いながら歌う 3重唱 の 美しくたのしかったこと。

音楽も繰り返しのわかりやすい部分や 耳になじみやすい歌が多くて楽な気分で

しかもたっぷり楽しんで聴けた。

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ちっとも長く感じなかったなぁ・・・


次期は R・シュトラウスの ≪カブリッチョ≫ だとか。

きいたこともない題名だが 食わず嫌いはヨクナイ。

おおいに期待して またでかけよう~~っと。

MET狂いに なりそうな予感がするな。


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by reiko6666 | 2011-05-11 22:01

本日開花!

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5月7日。

やっとのこと、札幌に開花宣言がなされた。

折角のおしらせだったが、空模様はアヤシイ。

えぞやまざくら は満開である。

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フォルテ例会 中島公園の「お花見兼ランチ会」は早々に≪花より団子≫になったが・・・

それでも道すがら 久しぶりの風景はすっかり華やいでいて、うれしかったなぁ。

私は 豊平館での食事は初めての経験で とっても興味深かったが、

12名という大人数では ちとムードは二の次かな?

それなりに美味しくいただいたが もう少し予算を奮発しなければ

あの館の持ち味は味わえなかったのかもしれない。

またのチャンスを期待したいところだが さて?(求・スポンサーさま)

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大切な話し合いも スムースに進み、来月からの在り様も決まった。

あっという間の7年。

私はこの会のおかげで札幌にいち早くなじみ、音楽会の情報をもらい 聴きに行けた。

さまざまな「ワザ」の達人から パソコンなどについても教えてもらったりした。

そうそう 初めてブログをつくれたのも、メンバーさんの後押しのおかげだったなぁ・・・

特に選りすぐりの映像を編集して私たちに感動と与えてくださったFさんのおかげで

CDでも楽しい聴き比べが味わえた。

終わってみて改めてありがたさがわかる。

これからは 場所も変わり、出入り自由のおしゃべりタイムとなった。 

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姥桜?といわれても 桜は桜、年はとっても元気でありたいし、

せっかくのご縁も大切にしたい。

毎年のお花見は みんなで集いたいものだと改めて願っている。

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by reiko6666 | 2011-05-07 22:13

お好み

5月5日。

芳しくないお天気続きで 気も晴れない連休だ。

でも昨日は 美容院の帰り スーパーによって

食べ物の好みの変化に自分でもびっくりした。

自ら≪サツマイモ≫に手を出し 買ってしまったのだ。(リッパな1本だったけど)

若いころからずう~っと 南瓜と甘薯は 苦手というか避けていた。

原因は おそらく戦中・戦後の食糧難で そればっかり食べさせられたからだろうと・・・自認。

もちろん いただいてみて美味しいな!と思うことはあった。

こちらにきてからは なんといっても かぼちゃの美味しさに開眼?した!

だから かぼちゃの煮物や、特にかぼちゃスープは牛乳のおいしさと相まって

お気に入りになってきた。(自分では作らないのだけどね)

しかし  さつまいもには積極的にはなれないまんまだった。

それが なんでだろう 自分の体が要求したのかなぁ??

洗って切ってレンジで短時間のチン! あとフライパンでバターで焼き目を付ける。

半分は味噌汁の具にでもしようと、その美味に満足している自分にマンゾク?だった。

加齢に伴う変化なのか、美味しく改良されてきたのか、流れ去った歳月が

食べ物の恨み も消してくれたのか…

変化といえば 去年から「白すりごま」が欠かせなくなったこともある。

ご飯、おかゆはもちろん、和え物やサラダなどにもたっぷりかけることが多くなった。

むかし、例のグループ旅で 宮崎の先輩が宿のごはんに振り掛けながら「これがないとネ・・」と

一講釈された時は もちろん栄養的には納得しているものの ピンとこなかった。

しかし彼女の元気さには心底脱帽していたから 今頃になって思い出したのかも。

すりごまもいろいろある。

それらを食べ比べる楽しみも加わって 常時入れ替わりながら2袋は蓄えてある。

ふりかえって
自分の好みがままならない避難所暮らしを 特に同年輩の方々のがまん強いようすを

映像で見るたび 胸がいたみ 申し訳ない気分になる。


自粛は自粛を…といわれてもねぇ と柔軟性のなくなった心にはツライねぇ。。。

今日はおとなしくしている。

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by reiko6666 | 2011-05-05 11:30

つよさとは?

5月2日。

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雨 そして強風?

外出の予定も気分も ナ・イ!

昨夜 渡辺淳一著の 【花埋み】を読み終えた。 長かった。

ふか~い感動というか・・・ でもあまり爽やかでない。

むしろ哀しみにも似た やるせないような思いで 静かに興奮している。

日本で初めての女医(国の試験合格者)としての荻野吟子の名は

漠然と知っていたが その生涯はもちろん、彼女の人となりや足跡は知らなかった。

荻野吟子を主人公にした小説【花埋み】の名も 今回初めて知りネット購入したものだ。

読み始めたきっかけは 4月21日の 札幌市高齢者市民講座 で

「荻野吟子と北海道」という題の 郷原氏のお話をききにいったことからである。

源氏物語の講師として すっかり、ますます! 皆さんの心を引っ張っていかれる氏が

先月の例会後「よかったら・・・」と。

「では行ってみよう!」ということで M子さんと二人、白石区の会場まで出向いた。

一歩踏み入れて ギョッとなる。

会場がいっぱい! しかも男性の数が圧倒的に多い。

2月に 「女医誕生 荻野吟子物語」として東区でお話しされた続きのようだったが、

たったの1時間で 彼女の波乱に満ちた人生の終わりまではちょっと 気忙しい。

生誕地や開拓地などにある記念館・記念碑のことにもふれられたが

レジメを追いかけるのが精いっぱいだった。

何とも知れないショックが残った。

終了後 真ん前にいた私たちのところに郷原氏が来られて 

この本≪花埋み≫のことを教えてくださった。


埼玉出身で 退職後の人生を札幌にかけられた氏は 同じ埼玉で生まれ、北海道に渡り

筆舌には尽くせない苦労を強い意志で耐え 偉大な存在になった彼女に

なにか共鳴するものがあったのかな?

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札幌医大の医師だった渡辺氏の 初期も初期の作品で 昭和45年に初版が出たようだ。

何か ひたむきな筆致にひかれ 一気に読まされてしまったって感じ。

あの!あの! ≪女≫ というだけですべての門が閉ざされていた明治の初期に

このような日本女性がいたということだけでも 驚きであった。

大家の御嬢さんだったぎん(吟子)が 夫からうつされた性病の治療時の屈辱感を

「絶対女医者になってやる!」と いう決意に変えたのはわかるものの

独身に戻り困難な道を切り開いていく その執念・怨念ともいうべき学びのパワーは

どこから湧いてくるのだろう。

そして13歳年下の夫との 北海道でのすさまじいばかりの苦難に耐えた力は

どうやって培われたものなのだろう?

どんな患者にも 一生懸命だったという。

講座のレジメを読み返してみた。

彼女が愛したことば   ≪常に真実を語れ≫ と

≪人その友の為に己の命を損つるハ此れより大いなる愛ハなし≫(ヨハネ伝)

が彼女の生涯を言い尽くしていると 締めくくられていた。



なんとなく力が湧いてくるような 気もする。

こんなDNAの何億分の一かでも 私たちの中に受け継がれている?とすれば 

この震災の復興はきっと成る! と 信じたい。



    今朝 テレビ≪再起への記録 孤立集落・どっこい生きる≫ を見て

       またまた ぼろぼろと泣いている私なのです。

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by reiko6666 | 2011-05-02 17:39

日々の想いを書いています。